蚊の季節になると、外猫さんの耳や鼻先にブツブツが出てくることがあります。「蚊に刺されただけ」と思いがちですが、猫には蚊のアレルギーがあり、掻き壊して化膿してしまうこともあります。この記事では猫の蚊刺症(モスキートバイト)の症状・原因・治療についてまとめました。
蚊刺症とはどんな病気?
猫には蚊のアレルギーがあることが知られています。「蚊刺症」あるいは「蚊刺咬性過敏症(モスキートバイト)」と呼ばれる皮膚病で、教科書では昆虫アレルギーとして紹介されることもあります。
発症しやすい時期は6〜11月。蚊の多い季節と重なります。


どんな猫がなりやすい?
外猫、特に耳の黒い子に多く見られます。理由ははっきりしていませんが、色素の濃い部位が蚊に刺されやすいのかもしれません。
どこに症状が出る?
毛の薄い部位が狙われやすく、主に以下の場所に症状が出ます。
- 耳介(耳の外側)
- 鼻先
- 足の裏
ブツブツや赤み、かさぶたが出て、猫が気にして引っ掻くことが多いです。放置して掻き壊してしまうと、化膿することもあるので早めの受診をおすすめします。
治療後↓

治療と注意点
対症療法で炎症を抑えつつ、引っ掻かないようにケアするのが基本です。
注意したいのが市販の虫除け製品。猫は解毒作用が弱いため、人用の虫除けジェルやスプレーは使わない方が安全です。
根本的には蚊に刺されないようにすること。室内飼育への切り替えや、網戸の徹底など、環境面での対策も有効です。
まとめ
蚊の季節に猫の耳や鼻先にブツブツが出てきたら、蚊刺症かもしれません。早めに対処すれば治りやすい病気ですが、掻き壊すと化膿して長引くことも。気になったら受診してください。
似たような猫の皮膚病には次のものもあります。
👉猫のアトピー様症候群 →, 👉 皮膚糸状菌症 → , 👉 耳ダニ症 →
