このページでは、外耳炎が治らない・繰り返す犬と猫の原因を、オトスコープ画像や実際の症例写真とともに解説しています。洗浄不足・異物・腫瘤・アレルギー・中耳炎など、治りにくい外耳炎にはさまざまな背景があります。心当たりのある方はぜひ参考にしてください

 犬の外耳炎が治りにくい場合、

  • きちんとした洗浄処置がなされていない
  • 奥の方に耳垢と毛が塊になって残ってしまっている
  • 異物がある
  • 慢性化して内部構造が変化してしまっている
  • ミミダニ
  • アレルギー疾患と関連している
  • 中耳炎がある
  • 腫瘍がある
  • 遺伝的な内部構造の変化

などが原因として挙げられます。

外耳炎の診療の案内はこちら →

▶️ 色んな犬の外耳炎の写真

耳介まで腫れている外耳炎
耳垢が多い外耳炎
入り口が腫瘤で塞がっている
鼓膜手前の汚れ
慢性外耳炎、黒い耳垢
化膿した外耳炎

化膿した外耳炎

外耳炎の基本 1 →

外耳炎の基本 2 →

閉塞して手術を勧められたけれど、治った例 →

異物が入っていた例 →

耳の奥に耳垢と毛が絡み付いたものが詰まっていた例 →

腫瘤により閉塞し、化膿している耳
数ヶ月後何とかここまで回復しました

オトスコープで覗いた耳の奥

↓ 左:正常な外耳道、 右:外耳炎で傷んでしまっている外耳道

薄ピンクの綺麗で正常な外耳道
傷んでいる外耳道

↓ 鼓膜手前の汚れや異物

犬の耳にノギが入っていた例
取り出したノギ
耳の奥に毛が詰まっている!
鼓膜手前の汚れ

猫の治りにくい外耳炎

 猫の治りにくい外耳炎は犬と同様に、耳垢で閉塞している場合、腫瘤がある、などの他、ミミダニ、猫ウイルス性鼻気管炎などが原因となります。

ミミダニ ↓

お耳を痒がっていた猫ちゃん。原因は耳ダニでした。白いダニがオトスコープの明かりに向かって歩いてきています。

耳の奥に腫瘤がある症例は特殊な鉗子やレーザーを持っている病院を紹介しています。が、手前のものや下記のように黒い小さめのボコボコが出来ているような症例はこちらで治せます。

黒いできもので閉塞していた猫の耳
処置後、気にしなくなりました。奥の耳道は開いています。

まずはご相談ください。

横浜、神奈川、三ツ沢、鷺沼、青葉台、羽沢→ 三ツ沢のアンベットクリニック

横浜、港北区、都筑区、青葉区、→センター南動物病院

東京、港区、麻布、白金高輪、白金台 → 港区南麻布のThe vet南麻布動物病院

よくある質問

Q. 外耳炎と診断されて薬をもらったのに、何度治療しても繰り返すのはなぜですか? A. 外耳炎が繰り返す場合、薬だけでは解決できない根本的な原因が隠れていることがあります。洗浄が不十分で耳垢が奥に残っている、アレルギー疾患が背景にある、慢性化して耳道の構造自体が変化してしまっているなどが代表的な原因です。

Q. 耳の中が真っ黒に汚れているのはどういう状態ですか? A. 黒い耳垢は酸化した皮脂や、マラセチア(酵母菌)・細菌の増殖によるものが多いです。慢性化しているサインであることが多く、適切な洗浄と原因の特定が必要です。

Q. オトスコープとは何ですか?普通の診察と何が違いますか? A. オトスコープは耳の奥を映像で確認できる専門機器です。通常の耳鏡では見えない鼓膜の状態や、奥に詰まった耳垢・異物・腫瘤の有無を確認することができます。治りにくい外耳炎の原因特定に非常に重要です。

Q. ノギ(植物の異物)が耳に入るとどうなりますか? A. ノギは細長く刺さりやすい形状のため、耳道の奥深くまで入り込み、激しい炎症や感染を引き起こします。通常の処置では取り出せないことも多く、オトスコープを使った専門的な処置が必要です。

Q. 外耳炎なのに手術を勧められました。本当に必要ですか? A. 慢性化して耳道が閉塞してしまっている場合、手術を勧められることがあります。ただし、専門的な洗浄処置と適切な治療で改善できるケースもあります。一度皮膚科認定医にご相談ください。

Q. 猫の外耳炎は犬と原因が違いますか? A. 基本的な原因は共通していますが、猫ではミミダニや猫ウイルス性鼻気管炎が原因となるケースが犬より多い傾向があります。また耳の奥の腫瘤が原因となることもあり、原因によって対応が大きく異なります。



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