犬と猫の皮膚科医・・皮膚科の獣医師として生きる

・・皮膚科認定医って何?どうやって取るの?大変だった?

 私がどうして皮膚科の獣医師を目指すようになったのか☀️その前はどうしてたの?どうやって認定医を取得するの?大変?イチ獣医さんの人生の一部をご紹介

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1.どうして皮膚科認定医を目指したの?

それまでどんな風に働いてたの?

2012年に獣医皮膚科認定医を取得。

多分育休をはさんで取得したのは私が初めて🍒(今は他にもいるかな?)

 育休前に一般診療獣医師として10年以上のキャリア。(雇われ院長、月1回は整形外科、夜間の駆けつけ帝王切開、往診、色々頑張った!)

 結婚して得意の皮膚科を中心に、これからはライフ&ワークバランスも考えながら生きていこうと、皮膚科認定医の取得を目指しました。それまでの10年間、職場と賃貸アパートを行ったり来たり。。

これで人生と呼べるのか?という葛藤。

 しかしこの激しい仕事上、パートで生きていくには他の人にはない武器が必要となろう🗡

 そこで!ちょうどその頃から得意の皮膚科で認定医制度というものがスタートしていたものにエントリーした!

2.皮膚科認定医を取得するには?

 獣医の皮膚科認定医を取るには最短で3年。18項目の講義(年間2回しかない。3つづつ。体調不良とか身内の不幸とかで行きそこねたら次の講義は3年後😓)+3年間の皮膚科診療件数600例の簡易記録 ー 初診100例を含む ー + 3年以内に海外の皮膚科学会に出席+毎年の決められた学会中の生涯教育セミナー+皮膚科学会への参加。。そしてそして・・

 3年以内に学会発表1例以上と、査読付きの論文筆頭著者1例以上

をこなして、やっと認定医資格の受験資格が得られる。。。

(現在は少し改変されています。獣医皮膚科学会認定医制度)試験に受かって認定医取得というわけです。

3.なかなか大変だった。。。

そこには慣れない研究と論文の壁・・。病院内の先生も組織も誰も何も頼りにならず、自分でネットをサーチして協力者を探しました。自分の興味のある分野の人医療の大学教授にずうずうしくも会ったこともないのに、メールを出して、研究協力を依頼。

2年かけて何とか論文を目処がつくところまで持っていき、

”先生、これから出産のために入院します。私に万が一のことがあったら😇、どうかこの研究を遺作として私の名前で世に出してやってください😭”と、メールして娘の出産に望みましたー(無事、帝王切開で出産しました。👼)

出産・子育てなんて正直よく分からない!!海外の学会参加のために可愛そうにも2歳7ヶ月でおっぱい卒業を図り、何とか参加!!(すっかり羽を伸ばしたけど。。😆)

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 4.産後復帰はやっぱり大変だった・・・・

そして人生計算通りにはいかない。。。

 新しい病院でも出産までの2年間は週3.5日勤務して、夜中に入院の子を見に行ったり、駆けつけ帝王切開のopeやら、深夜までの当番の仕事まで行っていたのですが。。

 生まれた娘は当時アトピー性皮膚炎がひどく、毎晩2時間(夜中の1時から4時までのどこか2時間)痒みで泣きわめいて起こされ、かつミルクやチーズで呼吸困難と蕁麻疹を起こして入院するほどの、食事アレルギー持ち。

 保育園に預けて、週3復帰は断念し、実家の母にお願いすることにして、週1日からの復帰を相談しました。

 するとすると・・・・院長や医長は理解を示してくれたものの、情報も意識は十分共有されておらず、現場の風当たりはそれなりに強くて、抜歯1本やらせていただけない羽目に。。

 歯がゆさを抱えながら、週1でフォローしやすい皮膚科の仕事を伸ばすことに注力していこうとどんどんシフトチェンジしていったのでしたー。

 2007年に結婚、2010年に出産、2012年に獣医皮膚科認定医を無事取得しました🙂

2019年までのリストで獣医皮膚科認定医は全国で86人いるようです!

5.現在の診療施設

現在月曜日・火曜日午前中は横浜市神奈川区のアンベットクリニック、水曜日は1日横浜市都筑区のセンター南動物病院、木曜日・日曜日の午前中は東京都大田区の動物病院エルファーロで、主に皮膚科を担当しています。

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